- 2025.11.27
- KAMIKAWA・士別サムライブレイズの報道に関する調査報告
ご報告
既報のとおり、当リーグは、一部月刊誌において掲載されました当リーグの加盟「KAMIKAWA・士別サムライブレイズ」(以下「サムライブレイズ」といいます。)の複数の不適切な行為に関する調査を行いました。下記のとおり、その報告の要旨をご報告するとともに、当該調査結果を受けた対応につき、ご報告申し上げます。
記
1 調査概要
当リーグは、当リーグ事務局長及び本部長からなる調査委員会を設置し、本件に関する調査を行いました。なお、調査・報告にあたっては、有識者(弁護士)の助言を受けながら、調査・報告を行いました。なお、調査期間は、本年9月17日から10月15日までとなります。
2 調査対象
調査委員会においては、本年9月に月刊誌に掲載された記事(「本件記事」といいます。) 記載の不適切行為に関する、事実関係の調査及びガバナンス上の問題点に関する調査を行いました。
より具体的には、①球団内のSNSにおける不適切な写真の共有、②一部選手による飲酒運転、③前監督によるハラスメント、④経理業務における不十分なガバナンス体制、の4点を中心に進めました。
3 調査結果
(1) 一部の選手やチームの運営責任者が、宴会の席にて撮影された不適切な写真を、チームの選手・関係者が閲覧することのできるSNS上に投稿したことが確認されました。
同事実については、運営を含むチーム全体の不適切性に関する認識及びSNS利用に関する意識低さといったガバナンス上の問題点が調査委員会から指摘を受けています。
(2) 調査委員会による調査においては、一部選手による飲酒運転の認定には至らなかったものの、当該選手による不適切な言動が存在したこと、及び運営側も当該言動を認識していたにもかかわらず、調査が十分に行われたとは言い難い状況が明らかになりました。
これを受け、調査委員会は、問題行為発覚時の調査の不十分さに関するガバナンス上の問題点を指摘しています。
(3) サムライブレイズの前監督について、サムライブレイズにおいて、ハラスメントに関する調査が行われ、一定の処分が行われていることが明らかになった一方で、当リーグに対して、パワハラが疑われる状況や自主的に行った事実調査の結果を報告していなかったことが調査の結果明らかになりました。
なお、サムライブレイズにおいて、前監督の言動に問題があったとして処分がされていることを踏まえ、調査委員会においてはハラスメントの有無そのものについては詳細な認定は行われておりません。
調査委員会からは、調査方法に関する適正性確保に向けた体制の構築、当リーグへの報告を含むハラスメント発生時の規定の整備等のガバナンス上の問題点が指摘されています。
(4) 今回の調査により、一部選手について、適時に契約書が作成されていない事実の存在、及び経理処理上の問題 (適切な金銭管理等)の存在が明らかになりました。
そのため、調査委員会からは、経理に関する業務フローの策定等の適切なガバナンス体制の構築を早急に行うことが求められる旨の指摘がされています。
4 当リーグの対応
以上の調査結果のとおり、サムライブレイズについてはガバナンス上の複数の問題点を抱えており、当リーグを健全に発展させていくうえで、球団として早急に体制を整える必要があることが明らかとなりました。
また、調査の過程において、サムライブレイズの代表者らが、当該記事の掲載予定を事前に把握していながら当リーグへの報告を行わなかったことが確認されました。
これらの行為は、リーグ全体の信頼を著しく損なうものであり、組織としてのガバナンス意識の欠如を示すものです。
このため、当リーグは、令和7年10月17日、令和7年10月23日並びに11月17日に開催した懲罰委員会における審議を経て、以下のとおり懲罰を決定いたしました。
【懲罰内容】
• 菅原大介氏(士別サムライブレイズ球団代表・当リーグ副代表理事)
→懲罰規定第6条に基づき、球団代表職の活動停止 (3か月)
なお、本件に関する責任を踏まえ、本人より当リーグの理事職および副代表職について辞意の申し出があり、当リーグとしてもこれを受理いたしました。
• 荘司光哉氏(当リーグ代表理事)
→本件に関連してリーグ全体としてのガバナンス強化の姿勢を明確にするため、代表理事としての管理監督責任を踏まえ、以下の処分を行います。
• 戒告処分
• 制裁金10万円
今回の処分は、当リーグおよび加盟各球団の信頼回復を最優先に、再発防止に向けた厳正な判断として決定したものです。
今後は、全加盟球団においてガバナンス意識のさらなる向上を図り、選手・ファン・地域社会から信頼されるリーグ運営に努めてまいります。
以上